ハチャノフがモントリオール優勝のカレーニョ ブスタを倒して3度目のグランドスラム8強入り [USオープン]

写真はカレン・ハチャノフ(ロシア)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第27シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)が第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を4-6 6-3 6-1 4-6 6-3で倒してベスト8に進出した。試合時間は3時間21分。

 グランドスラム大会でハチャノフが4回戦を突破したのは、昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア3度目となる。同ラウンドでの戦績は、3勝5敗となった。

 フラッシングメドウに7年連続出場となる26歳のハチャノフは、2018年と20年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。第25シードとして臨んだ昨年は、1回戦でロイド・ハリス(南アフリカ)に4-6 6-1 6-4 3-6 2-6で敗れていた。

 USオープンに先立つ夏の北米ハードコートシーズン2大会でプレーしたカレーニョ ブスタは、モントリオール(ATP1000/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得するなど6勝1敗の戦績で今大会を迎えていた。

 この結果でハチャノフは、カレーニョ ブスタとの対戦成績を6勝3敗とした。今シーズンは5月にローマ(ATP1000/クレーコート)の2回戦で顔を合わせ、ハチャノフが6-4 2-6 6-1で勝っていた。

 今大会でのハチャノフは1回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を3-6 6-1 6-2 6-2で、2回戦でチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-3 6-3 5-7 6-4で下し、3回戦はジャック・ドレイパー(イギリス)が第3セット途中で棄権したため16強入りを決めていた。

 ハチャノフは準々決勝で、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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