セレナに勝ったトムヤノビッチがサムソノワの連勝を終わらせグランドスラム2大会連続ベスト8進出 [USオープン]

写真はアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)がリュドミラ・サムソノワ(ロシア)とのノーシード対決を7-6(8) 6-1で制してベスト8に進出した。試合時間は1時間57分。

 グランドスラム大会でトムヤノビッチが4回戦を突破したのは、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続いてキャリア3度目となる。同ラウンドでの戦績は、3勝1敗となった。

 フラッシングメドウに6年連続9度目の出場となる29歳のトムヤノビッチは、昨年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。そのときは2試合を勝ち抜いたあと、3回戦でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に3-6 2-6で敗れていた。

 23歳のサムソノワは8月のワシントンDCとクリーブランド(ともにWTA250/ハードコート)で2大会連続優勝を飾って今大会を迎えていたが、キャリア最長の連勝は「13」でストップした。

 この結果でトムヤノビッチは、サムソノワとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは4週間前にワシントンDCの2回戦で対決し、サムソノワが4-6 6-3 6-2で勝っていた。

 今大会でのトムヤノビッチは1回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-3 7-6(5)で、2回戦でエフゲニヤ・ロディナ(ロシア)を1-6 6-2 7-5で、3回戦では今大会を限りに引退することを示唆しているセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を7-5 6-7(4) 6-1で破って16強入りを決めていた。

 トムヤノビッチは準々決勝で、第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と第18シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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