ティアフォーが母国のグランドスラム大会で初のベスト8進出、ナダルは今季の四大大会で初黒星 [USオープン]

写真はフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第22シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)を6-4 4-6 6-4 6-3で倒す金星を挙げ、同大会で初のベスト8進出を果たした。試合時間は3時間33分。

 1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)と6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を制していたナダルは、今季のグランドスラム大会で初黒星を喫した。

 フラッシングメドウに8年連続出場となる24歳のティアフォーは、2020年と21年のベスト16がこれまでの最高成績だった。ノーシードで臨んだ昨年は、4回戦でフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に6-4 2-6 6-7(6) 4-6で敗れていた。

 腹筋のケガで棄権を強いられた先月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を最後に公式戦でプレーしていなかった36歳のナダルは2週間前のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で復帰したが、初戦となる2回戦でボルナ・チョリッチ(クロアチア)にフルセットで敗れていた。

 ふたりはこれが3度目のマッチアップだったが、過去2度ストレート負けを喫していたティアフォーが初勝利を挙げた。グランドスラム大会では2019年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせ、ナダルが6-3 6-4 6-2で勝っていた。

 今大会でのティアフォーは1回戦でマルコス・ギロン(アメリカ)を7-6(0) 6-4 6-3で、2回戦でジェイソン・クブラー(オーストラリア)を7-6(3) 7-5 7-6(2)で、3回戦では第14シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を7-6(7) 6-4 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ティアフォーは次のラウンドで、第9シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。ルブレフは4回戦で、第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を6-4 6-4 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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