「苦しい時期に成長できた」トップ10に復帰して好調なガルシア [東レPPO]

東レPPOテニスの会場内でインタビューに応じたカロリーヌ・ガルシア(フランス)(写真◎BBM)


 3年ぶりの開催となる国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月19~25日/賞金総額75万7900ドル/ハードコート)に第2シードで出場するカロリーヌ・ガルシア(フランス)が大会への意気込みを語った。

「日本に戻るのはいつも楽しみ。日本には9月16日の金曜日に着いて時差ボケを改善しているところ。1日1日状態はよくなっている」

 現在トップ10入りを果たし、WTAファイナルズ出場を視野に入れてている。

 「WTAファイナルズは目標のひとつ。USオープンの結果でいい位置につけており、チャンスがある。この数週間よかったことを続けて、マインドセットを維持して、最後までよくしていきたい。そして、新シーズンに向けていい準備ができればいい」


練習コートでアップをするカロリーヌ・ガルシア(フランス)(写真◎BBM)

このところ結果も出ており、現在の自分の状況について満足しているようだ。

「今の自分の状況にはとても満足している。いろんなことが可能な位置につけている。このところいい結果が出せているのは残りのシーズンへの希望、モティベーションになる。ランキングはあまり気にせずにやってきたことがトップ10に自分を導いてくれた。このメンタリティを今後も持ち続けたい。1日1日、何を改善できるかを考え、今後も上昇していきたい」

トップ10にふたたび上昇するのに試行錯誤を繰り返し、見えないところでかなり苦労してきたようだ。

「昨年はまずケガが多く、思うようにプレーできなかった。練習も満足にできない中で、自分のベストのテニスをするのが難しかった。自分のプレースタイルを少し見失った部分もあった。自信を失い、オプションB、オプションCと他のプレースタイルを模索したけど、それもうまくいかなかった。でも苦しい時期に選手としても人間としても成長できたと思う。今はすべてがうまくいきはじめている。素晴らしいチームもサポートしてくれて、自分のプレースタイルに自信を持って前に進んでいっている」

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