『ASICS テニスクリニック』 国内NO.1中学校に世界ランク23位のデミノーが訪問!

かえつ有明中・高等学校のテニス部員たちの前で見本を見せるアレックス・デミノー(オーストラリア)(写真◎BBM)




デミノーはショットを打ったあとにクロスステップで一歩目を大きく戻ることが重要と力説した(©ASICS)

 コートを縦横無尽に走り回ってボールを拾うデミノーだが、小さい頃はすばしっこかったわけではなく、トレーニングで現在のフットワークを身に着けたという。

「今はUSサイズの11(28.5cm)を履いているけど、小さい頃から足が大きく、動きはドタバタしていてあまり良くなかったんだ。トレーニングを重ねてかなり動けるようになった。フットワークはとても大事だ。僕も今日一緒に練習した子たちと同じ年齢の頃はたくさんトレーニングして、フットワーク技術を磨き、基礎を固めたんだ。体が大きくなっても、しっかりとした動きの基礎ができていたから、コート上で素早く動けるようになったんだ」

デミノーと実際に打ち合った選手たちにも感想を聞いた。


選手たちに直接アドバイスを送るデミノー(写真◎BBM)

「オーラが凄かったのと、凄く軽く打っているのに球が速くて重くて、凄く食い込まれました」(中学3年)

「プロと打つということで緊張して硬くなってしまったけど、いつも通りのプレーはできた。バックハンドはずっと悩んでいたのでアドバイスを聞くことができて嬉しかったです」(中学3年)

「ラリーのときずっと同じ場所に打ち続けることができる技術が凄いと思いました」(中学2年)

「特に印象に残ったのが一歩目のステップ。あの一歩で動きの速さが変わり、試合の流れも変わってしまう。しっかり身に着けて頑張ろうと思いました」


真剣な眼差しで選手たちのストロークをチェックするデミノー(写真◎BBM)

 デミノーが第6シードとして出場する『楽天ジャパンオープン』では、10月4日(火)11:00開始の1回戦でクォン・スンウ(韓国)と対戦する。最後に大会への意気込みを語った。

「もちろん、楽天ジャパンオープンでは大会の終盤まで勝ち進みたい。自分のベストのプレーを見せたい。でも、レベルが高くタフな大会になるだろう。出来るかぎり、先まで勝ち上がれるようにベストを尽くすよ」


デミノーを中心に記念撮影するかえつ有明中・高等学校の選手たち(写真◎BBM)

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取材◎池田晋

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