2019年覇者デミノーがマナリノに逆転勝利で4強入り「屈しなかった自分を誇りに思う」 [アトランタ・オープン]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アトランタ・オープン」(ATP250/アメリカ・ジョージア州アトランタ/7月25~31日/賞金総額79万2980ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアドリアン・マナリノ(フランス)に4-6 6-3 6-0で逆転勝利をおさめ、今季4度目のベスト4進出を決めた。

 初戦だった2回戦がナイトマッチだったため今大会で初めて日中の試合を経験したデミノーは、「“ホットランタ”と呼ばれるのは伊達じゃないね。今日は間違いなく暑かった。全力で奮闘しなければならなかったけど、この種の試合を勝ち抜くことができて気分がいいよ」と試合後にコメントした。

「僕は自分自身を誇りに思うし、自分の取り組む姿勢に満足している。僕は屈することなく、最後まで戦うことができた。また明日に試合ができて幸せだよ」

 第1セットを落としたデミノーは第2セット立ち上がりから2度のサービスゲームでブレークの危機にさらされたが、そこを凌いで2-1とリードすることに成功した。デミノーはそのあと3-3から最後の9ゲームを連取し、勝利に向けて突き進んだ。ニック・キリオス(オーストラリア)が膝の痛みで棄権したため本戦に繰り上がったマナリノは、予選から5試合目を戦っていた。

 2019年大会チャンピオンのデミノーは次のラウンドで、第5シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-2 3-6 6-1で破って勝ち上がったイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、フランシス・ティアフォー(アメリカ)とジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)の地元勢対決となった。第4シードのティアフォーが第8シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)を6-4 6-2で下し、第6シードのブルックスビーはディフェンディング・チャンピオンで第2シードのジョン・イズナー(アメリカ)を3-6 6-1 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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