サーブのすべて〜ここだけは絶対おさえたい〜前編


初心者の女性をモデルに、コンチネンタルグリップで握ったサーブの練習動画を撮りました。1時間程のレッスンでそこそこ打てるようになっています。

ナチュラルスピンという言葉は使ってませんが勝手に回転がかかっています。

2部構成でお届けします。

【サービスの練習に必要な投球動作】

サービスの動作の基本は投球動作(ボール投げ)です。

そこで今回は投球動作の中の予備動作(反対動作/反動)、切り返し動作、リリース(テニスで言えばインパクト)の3つについてお話します。

【予備動作】

テークバックで入れる動作を「予備動作」と言いますが、反対動作や反動とも言います。つまり反動をつけることで勢いをつける動作です。

例えばタオルを持ち、振り下ろす動作をするときも無意識に“振り上げた動作”を入れます。

私の年代では駒を回す際の“勢いをつけるための引く動作”です。

もう少し掘り下げて話すと、テークバックから振り出していく過程(フォロースルー)は、肩関節から先の腕は外側へねじれていますが、テークバックではその反対のねじれを入れることで、肩周辺のすべての筋肉のねじり戻しが入り、腕の振りは加速します。

つまり正しい投球動作とは、腕の曲げ伸ばしではなく、腕のねじり戻しを利用します。

【切り返し動作】

テークバックからフォワードスイングに切り替わる動作を「切り返し動作」と言いますが、特にボール投げの苦手な方はこの動作が抜け落ちてしまいます。

つまり肩関節から肘までの上腕の回旋が抜け落ちます。

テークバックで内側にねじった腕が、この切り返し動作で外側へとねじり戻されます。テークバックではボールを持った手が前、肘が後ろの形ですが切り返し動作で肘が前、手が後ろになります。このときに上腕が内側から外側へと回旋します。

【リリース / サービスのインパクト】

フォワードスイングからリリースにかけて再度、腕は内側へねじり戻されます。

その際、どのようなイメージでボールを離せばいいのかわからないとよく聞かれます。例えて言うと、指先に付いた水をターゲットに向かって払うイメージと思ってください。

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