国際テニス連盟（ITF）のジュニア公式戦「ジャパンオープンジュニアテニス選手権大会」（ITFグレード2／愛知県名古屋市・東山公園テニスセンター／本戦10月18～23日／砂入り人工芝コート）が開催され、各種目のチャンピオンが決定した。

　男子シングルス決勝は第1シードのジョウ・イー（中国）が第3シードのアベル・フォージャー（オランダ）を6-4 7-6(6)で退け、トップ2シードの対戦となった男子ダブルス決勝は第2シードのヤン・ラズディル（チェコ）／ウォロディミル・イアクベンコ（ウクライナ）が第1シードのフォージャー／ジョウを7-6(4) 6-3で倒してそれぞれ優勝を飾った。

　日本勢はシングルスで第8シードの富田悠太（ノア・テニスアカデミー神戸垂水）と第16シードの大岐優斗（シーガイアテニスアカデミー）が、ダブルスで第4シードの服部伶矢（ノア・テニスアカデミー神戸垂水）／増田真吾（U.T.PあたごTC）が4強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

上位の試合結果｜男子

男子シングルス決勝

○1ジョウ・イー（中国）[1] 6-4 7-6(6) ●48アベル・フォージャー（オランダ）[3]

男子シングルス準決勝

○1ジョウ・イー（中国）[1] 6-0 6-3 ●24大岐優斗（日本／シーガイアテニスアカデミー）[16]

○48アベル・フォージャー（オランダ）[3] 6-3 7-5 ●49富田悠太（日本／ノア・テニスアカデミー神戸垂水）[8]

男子シングルス準々決勝

○1ジョウ・イー（中国）[1] 7-6(3) 6-2 ●16ウォロディミル・イアクベンコ（ウクライナ）[7]

○24大岐優斗（日本／シーガイアテニスアカデミー）[16] 6-1 6-3 ●30木村一翔（日本／関西高校）

○48アベル・フォージャー（オランダ）[3] 2-6 6-2 6-0 ●33アディシャ・ガネサン（アメリカ）[5]

○49富田悠太（日本／ノア・テニスアカデミー神戸垂水）[8] 6-2 6-4 ●57山本夏生（日本／トップランAIOI）[14]

男子ダブルス決勝

○32ヤン・ハラズディル／ウォロディミル・イアクベンコ（チェコ／ウクライナ）[2] 7-6(4) 6-3 ●1アベル・フォージャー／ジョウ・イー（オランダ／中国）[1]

男子ダブルス準決勝

○1アベル・フォージャー／ジョウ・イー（オランダ／中国）[1] 6-1 6-7(9) [10-3] ●9服部伶矢／増田真吾（ノア・テニスアカデミー神戸垂水／U.T.PあたごTC）[4]

○32ヤン・ラズディル／ウォロディミル・イアクベンコ（チェコ／ウクライナ）[2] 不戦勝 ●24クアン・ドゥオン／アディシャ・ガネサン（アメリカ）[3]


（右から）男子ダブルス優勝のヤン・ラズディル（チェコ）、ウォロディミル・イアクベンコ（ウクライナ）、準優勝のジョウ・イー（中国）、アベル・フォージャー（オランダ）（写真提供◎公益財団法人日本テニス協会）