オジェ アリアシムが2週連続優勝、コルダは前週に続いて決勝敗退 [ヨーロピアン・オープン]

写真はレーバー・カップでのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月17~23日/賞金総額72万5540ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が同じ2000年生まれで22歳のセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-3 6-4で下して2週連続優勝を飾った。

 お互いにサービスキープして迎えた第6ゲームで最初のブレークポイントをものにしたオジェ アリアシムは、そのリードを守りきって第1セットを先取した。第2セット第4ゲームで15-40のピンチを凌いでキープしたオジェ アリアシムは次のゲームをブレークし、5-4からのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをラブゲームでキープして1時間25分で勝利を決めた。

 オジェ アリアシムがATPツアーでタイトルを獲得したのは、前週のフィレンツェ(ATP250/クレーコート)に続いてキャリア3度目(準優勝9回)となる。今季だけで4度決勝に進出し、3勝を挙げた。

 この結果でオジェ アリアシムは、コルダとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは4月にエストリル(ATP250/クレーコート)の準々決勝で顔を合わせ、コルダが6-2 6-2で勝っていた。

 今大会でのオジェ アリアシムは初戦となった2回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のマニュエル・ギナール(フランス)を6-3 6-3で、準々決勝で第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を4-6 7-6(4) 6-2で、準決勝ではリシャール・ガスケ(フランス)を7-6(2) 7-6(3)で破って決勝進出を決めていた。

 コルダはキャリア3度目のツアー決勝で昨年5月のパルマ(ATP250/クレーコート)以来となる2勝目を目指していたが、前週のヒホン(ATP250/クレーコート)に続いて準優勝に終わった。

 これに先立ち行われたダブルス決勝ではタロン・グリークスプア/ボティック・ファン デ ザンツフープ(ともにオランダ)が第4シードのロハン・ボパンナ(インド)/マットヴェ・ミドルコープ(オランダ)を3-6 6-3 [10-5]で倒し、ともにツアー初タイトルを獲得した。

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写真◎Getty Images

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