ジョコビッチがチチパスに競り勝ち決勝進出「このチャレンジを克服することができて本当にうれしい」 [パリ・マスターズ]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000/フランス・パリ/10月31日~11月6日/賞金総額600万8725ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に6-2 3-6 7-6(4)で競り勝ち大会連覇に王手をかけた。

 好スタート切りながらセットオールに追いつかれたジョコビッチは第3セットのタイブレークで3-4とリードされたが、そこから最後の4ポイントを連取して勝利をもぎ取りこのところの連勝を「13」に伸ばした。同大会で6度の優勝経験を持つジョコビッチは8度目の準決勝で無敗記録を維持し、チチパスとの対戦成績を9勝2敗とした。

「世界最高峰の選手にこのような試合で勝てた訳だから、言うまでもなくとても素晴らしい気分だよ。僕は昨日と同じように非常にいいスタートを切った。第2セットでも早い段階でチャンスがあったのにブレークできず、流れが変わって観客が入れ込み始めた。彼のほうもレベルを上げてきたと思う」とジョコビッチは試合を振り返った。

「拮抗した戦いに突入し、僕たちは最後のポイント、最後のショットまで死力を尽くした。終盤には信じられないようなポイントがいくつかあった。このチャレンジを克服することができて本当にうれしいよ」

 ジョコビッチはATPマスターズ1000大会では56回目となる決勝で、第8シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4 6-2で破って勝ち上がった19歳のホルガ・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは優勝すれば、初のトップ10入りを果たすことができる。

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写真◎Getty Images

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