世界1位アルカラスが腹筋のケガでATPファイナルズとデビスカップ・ファイナルズの欠場を発表

写真はロレックス・パリ・マスターズ準々決勝で試合中に腹筋の治療を受けるカルロス・アルカラス(スペイン/右)(Getty Images)


 男子テニス世界ランク1位のカルロス・アルカラス(スペイン)が自身のSNSを更新し、左脇腹のケガのためイタリア・トリノで開催される世界トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」と男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」を欠場すると発表した。

 現在開催中のATPツアー公式戦「ロレックス・パリ・マスターズ」(ATP1000/フランス・パリ/10月31日~11月6日/賞金総額600万8725ユーロ/室内ハードコート)に第1シードで出場していたアルカラスはホルガ・ルーネ(デンマーク)に対する男子シングルス準々決勝の試合中に腹筋を痛め、第2セット途中で棄権を余儀なくされていた。

 アルカラスはSNSの投稿を通して医療チームの診断結果を「左脇腹の内腹斜筋断裂で全治6週間」と報告し、「残念ながらATPファイナルズとデビスカップ・ファイナルズには出場できません。自分にとって非常に重要な2つの大会を欠場するのは本当に辛いことですが、僕にできることはポジティブな姿勢で回復に集中することだけです」とコメントした。

 9月にUSオープンでのグランドスラム初タイトルを獲得したアルカラスは史上最年少でATPランキング1位の座に就き、ATPマスターズ10002大会を含むツアー5勝を挙げて57勝13敗で今季を終えた。

 トップシードとして参戦予定だったアルカラスが欠場したことにより、レースランキング(Race To Turin)で8位のテイラー・フリッツ(アメリカ)が繰り上がった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles