オーストラリアがオランダを下してベスト4進出一番乗り [デビスカップ・ファイナルズ]

写真はオランダとの準々決勝で母国の勝利を決める勝ち星を挙げたアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」決勝トーナメント(スペイン・マラガ/11月22~27日/室内ハードコート)の初日は準々決勝1対戦が行われ、オーストラリア(グループC・2位)がオランダ(グループD・1位)を2勝0敗で下してベスト4進出一番乗りを決めた。

 第1試合でジョーダン・トンプソン(オーストラリア)がタロン・グリークスプア(オランダ)を4-6 7-5 6-3で倒し、第2試合のエース対決でアレックス・デミノー(オーストラリア)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)に5-7 6-3 6-4で競り勝った。シングルス2試合で決着がついたため、ダブルスの試合は行われなかった。

 オーストラリアは準決勝で、第2シードのスペイン(グループB・1位)と第1シードのクロアチア(グループA・2位)の勝者と対戦する。

 デビスカップは2019年から、ITFとスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。

 新フォーマットのデビスカップではこれまでファイナルズのグループステージと決勝トーナメントを同じ日程の中で行ってきたが、今年はグループステージ(イタリア・ボローニャ、スペイン・バレンシア、ドイツ・ハンブルク、イギリス・グラスゴー/9月13~18日/室内ハードコート)と決勝トーナメントを分けて開催される。

 今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れてグループステージ(総当たり戦)を9月に戦い、各グループの上位2チームが11月の決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

※国名の左に付いている数字はドロー番号

決勝トーナメント|11月22日

準々決勝

5オーストラリア(グループC・2位)2-0 6オランダ(グループD・1位)

R1 ○ジョーダン・トンプソン 4-6 7-5 6-3 ●タロン・グリークスプア
R2 ○アレックス・デミノー 5-7 6-3 6-4 ●ボティック・ファン デ ザンツフープ
R3 マシュー・エブデン/マックス・パーセル 打切 ヴェスレイ・クールホフ/マットヴェ・ミドルコープ

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写真◎Getty Images

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