シングルスの2022年ITF世界チャンピオンはともに今季グランドスラム2冠のナダルとシフィオンテク

写真はフレンチ・オープンでのラファエル・ナダル(スペイン/左)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)が木曜日に公式サイトを更新し、ラファエル・ナダル(スペイン)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)がシングルスの2022年ITF世界チャンピオンに選ばれたと発表した。

 ITF世界チャンピオンはATPランキングまたはWTAランキングの年末世界1位の選手が必ずしも選ばれる訳ではなく、1年間を通して各プレーヤーの成績を測るシステムに従ってITFによって決められる。

 3年ぶり5度目の選出となる36歳のナダルは約5ヵ月の戦線離脱を経て復帰したにもかかわらず1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)で初タイトルを獲得して『ダブルグランドスラム(四大大会2回以上制覇)』の偉業を達成し、6月にはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で男子最多記録を更新するグランドスラム22勝目を挙げるなど2022年シーズンに39勝8敗の戦績を残した。

 アシュリー・バーティ(オーストラリア)が世界ナンバーワンのまま唐突に現役引退を発表したあとを引き継ぎ4月に世界ランク1位の座に就いた21歳のシフィオンテクは、2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から6月のフレンチ・オープンまで6大会連続優勝を飾って2000年以降の女子ツアーで単独トップとなるマッチ37連勝を記録するなど圧倒的なシーズンを過ごし、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でキャリア3度目のグランドスラム制覇を果たすなど8勝をマークした。

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写真◎Getty Images

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