2022年に飛躍したジェン・チンウェンがマッチポイントを凌いだ末にコンタベイトを倒して2回戦へ [アデレード国際1]

写真は2022年東レPPOでのジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 2023年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「アデレード国際1」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月1~8日/賞金総額82万6837ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、ジェン・チンウェン(中国)が第6シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-1 4-6 7-6(7)で倒す番狂わせを演じた。

 好スタートを切ったジェンは6-1 4-2とリードして勝利に向けて突き進んでいるかに見えていたが、そこから奮起したコンタベイトが4ゲームを連取してセットオールに追いついた。

 第3セットはお互いにサービスゲームをキープし合ってタイブレークに突入し、5-6のマッチポイントを凌いだコンタベイトが7-6と逆王手をかけたが、続く2ポイントでファーストサーブからポイントを奪ったジェンが2度目のマッチポイントをものにして2時間27分の死闘を締めくくった。

 ジェンは次のラウンドで、予選勝者のアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を7-6(9) 7-6(5)で破って勝ち上がったビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、予選勝者のクレア・リュー(アメリカ)、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が2回戦に駒を進めた。

 第8シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)はボンドルソバに6-4 3-6 2-6で逆転負けを喫し、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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