第2シードのスティーブンスが初戦で予選勝者に敗れる番狂わせ、雨により全試合をインドアコートで実施 [ASBクラシック]

写真は初戦でシードを喫したスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)


 2023年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(WTA250/ニュージーランド・オークランド/1月2~8日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)が予選勝者のレベッカ・マサロバ(スペイン)に3-6 6-7(5)で敗れる番狂わせが起きた。

 この試合は前日に行われる予定だったが雨で順延となり、この日も悪天候だったため全試合がインドアコートで実施された。

 第1セットを落としたスティーブンスは第2セット0-2から5ゲームを連取して巻き返したが、5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セットでブレークバックを許すともつれ込んだタイブレークで4度目のマッチポイントをものにしたマサロバが1時間51分で勝利をもぎ取った。

 マサロバは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたアンナ・ブリンコワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)、ローレン・デービス(アメリカ)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したソフィア・ケニン(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 ムチョバは前日に第1セット5-3とリードしていた時点で中断となっていた試合を再開する予定だったが、対戦相手の第5シードのワン・シユ(中国)が棄権したためプレーすることなく勝ち上がりが決まった。


本戦3日目のセンターコートの様子

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写真◎Getty Images

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