2021年フレンチ・オープン準優勝者パブリウチェンコワが昨年5月以来の公式戦復帰も勝利ならず [アデレード国際2]

写真は昨年5月以来の公式戦復帰を果たすも初戦で敗れたアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「アデレード国際2」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月9~14日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第12シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がエレナ・リバキナ(カザフスタン)との新旧ウインブルドン優勝者対決を6-3 7-5で制して大会をスタートした。

 試合を通して一度もブレークポイントに直面しなかったクビトバは、両セットで相手のサービスゲームを1回ずつ破って1時間26分で勝利を決めた。

 2014年と11年にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で優勝した実績を持つクビトバは次のラウンドで、予選を勝ち上がってきたジェン・チンウェン(中国)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第10シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)、第11シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、ジル・タイヒマン(スイス)が2回戦に駒を進めた。

 膝のケガで長期離脱を余儀なくされていた2021年フレンチ・オープン準優勝者のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が昨年5月のローマ(WTA1000/クレーコート)以来となる公式戦復帰を果たしたが、タイヒマンに5-7 4-6で敗れた。パブリウチェンコワは世界ランクを365位まで落としていたため、今大会にはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)で出場した。

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写真◎Getty Images

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