ベンチッチがカサキナを圧倒して今季初優勝「自信を持ってオーストラリアン・オープンに臨める」 [アデレード国際2]

写真は今季初優勝を飾ったベリンダ・ベンチッチ(スイス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「アデレード国際2」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月9~14日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で第8シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-0 6-2で下して今季初優勝を飾った。

 25歳のベンチッチがWTAツアーでタイトルを獲得したのは6度目だが、オーストラリアでは初となる。彼女は2年前のアデレードで決勝に進出したが、イガ・シフィオンテク(ポーランド)にストレート負けを喫していた。

 オープニングゲームでいきなりブレークに成功したベンチッチは、そのまま試合の最後まで主導権を握り続けて67分で勝利を決めた。ベンチッチはファーストサーブからのポイントを88%取り、ストローク戦でもプレッシャーをかけて相手からミスを引き出した。

 ともに1997年生まれで25歳のカサキナとベンチッチはジュニア時代から戦ってきたが、プロになってからの対戦成績はこれで3勝0敗となった。

「努力の成果をここのコートで見せることができて本当にうれしいわ。大会の出だしから違ったタイプの対戦相手たちに対して素晴らしい試合ができていたと思う。いろいろな角度で自分を試すことができたから、自信を持ってオーストラリアン・オープンに臨めるはずよ」とベンチッチは試合後の記者会見で語った。

 2020年2月に世界ランク自己最高4位をマークしたベンチッチは、今週の活躍で大会後に更新されるWTAランキングでトップ10に返り咲くことが確実となった。

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写真◎Getty Images

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