ナダルが左足付け根の検査結果を報告「グレード2の損傷で全治6~8週間」

写真は2回戦敗退後の記者会見でのラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で敗れた第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が木曜日に自身のツイッターを更新し、試合中に負傷した左足付け根の検査結果を発表した。

 前日のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に対する試合の第2セット終盤に負傷したナダルはメディカルタイムメディカルタイムアウトを取って治療を受けたあとも試合を続行し、本来の力を出せないながらも最後まで戦い抜いた末に4-6 4-6 5-7で敗れていた。

 そのあと記者会見に臨んだナダルは、「検査をするまでは何とも言えない。筋肉なのか関節なのか軟骨なのか、今のところはわからない」と話していた。

 一夜明けてツイッターを更新したナダルは、「昨日の試合で負けたあとに検査を受けました。MRI(核磁気共鳴画像)で明らかになったのは、左脚の腸腰筋(腰椎と大腿骨を繋ぐ腰・鼠径部付近内部に位置する筋肉)にグレード2の損傷があるということでした。今は休養を取り、炎症を抑える理学療法を受けるときです。通常の回復期間は6~8週間です」とファンに向けて報告した。

 ナダルは2回戦に臨む前に左脚の付け根付近に違和感があったことを明かし、第2セット第7ゲームでフォアハンド側に逃げていくボールを追った際に深刻な状態になったのだと前日の記者会見で説明していた。

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写真◎Getty Images

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