「凄くうれしい。嘘はつけない」地元オーストラリアの期待を一身に背負うデミノーが4回戦へ [オーストラリアン・オープン]

写真はシングルスの地元勢で唯一16強入りを決めたアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、地元の期待を背負う第22シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がバンジャマン・ボンジ(フランス)を7-6(0) 6-2 6-1で退け2年連続となるベスト16進出を決めた。

 2度先にブレークしながらその都度追いつかれるなど競り合いとなった第1セットを圧倒的なタイブレークでもぎ取ったあと、デミノーは勝利に向けて加速した。

「凄くうれしいよ。嘘はつけないね」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで満面の笑みを浮かべながら語った。

「僕は子供の頃、この舞台でプレーすることを目指してトレーニングしていた。大観衆の前で世界最大のステージであるこのコートでプレーすることを夢見てきたんだ。ここに立つたびに(夢じゃないことを確かめるために)自分をつねらなきゃならないくらいだよ」

 デミノーは次のラウンドで、第27シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6(7) 6-3 6-4で破って勝ち上がった第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 先に勝ち上がりを決めたデミノーは次の対戦相手が決まる試合について聞かれ、「間違いなく、ポップコーンを用意してその試合を観るよ」と話していた。

「ノバクとグリゴールは2人とも凄いプレーヤーだ。僕はふたたびこのコートで世界最高の選手に対してプレーし、僕という選手を見せるチャンスを手に入れた」

 同日にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)が20歳のベン・シェルトン(アメリカ)に3-6 6-7(4) 4-6で敗れたため、シングルスで勝ち残っているオーストラリア勢はデミノーのみとなった。

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写真◎Getty Images

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