元世界19位ベキッチが17歳フルビルトバの挑戦を退けキャリア2度目のグランドスラム8強入り [オーストラリアン・オープン]

写真はドナ・ベキッチ(クロアチア)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、元世界ランク19位のドナ・ベキッチ(クロアチア)がリンダ・フルビルトバ(チェコ)とのノーシード対決を6-2 1-6 6-3で制してベスト8に進出した。試合時間は2時間7分。

 グランドスラム大会でベキッチが4回戦を突破したのは、2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝3敗となった。

 全豪に11年連続出場となる26歳のベキッチは、2021年のベスト16がこれまでの最高成績だった。前年に右膝の手術受けて約3ヵ月の戦線離脱を余儀なくさるなどしてランキングを落としていたためノーシードで臨んだ昨年は1回戦でアリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)に2-6 2-6で敗れ、トップ100落ちを経験した時期もあった。

 両者は今回が初対戦。昨年に頭角を現し9月のチェンナイ(WTA250/ハードコート)でツアー初タイトルを獲得してトップ100入りした17歳のフルビルトバは、2度目のグランドスラム本戦で2週目に勝ち残っていた。

 今大会でのベキッチは1回戦で予選勝者のオクサーナ・セレクメテワ(ロシア)を6-2 2-6 7-6(10-7)で、2回戦で第18シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-3 6-0で、3回戦ではヌリア・パリザス ディアス(スペイン)を6-2 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ベキッチは次のラウンドで、第5シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。サバレンカは4回戦で、第12シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を7-5 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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