ミックスダブルスはステファニー/マトスがブラジル人ペアとして史上初のグランドスラム制覇 [オーストラリアン・オープン]

写真はミックスダブルスで優勝を飾ったルイーザ・ステファニー(ブラジル/左)とラファエル・マトス(ブラジル)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)のミックスダブルス決勝で、ルイーザ・ステファニー/ラファエル・マトス(ともにブラジル)がサーニャ・ミルザ/ロハン・ボパンナ(ともにインド)とのノーシード対決を7-6(2) 6-2で制して栄冠に輝いた。試合時間は1時間27分。

 ともにグランドスラム初優勝を飾ったマトスとステファニーは、今回がミックスダブルス初参戦。ブラジル人ペアがグランドスラム大会でタイトルを獲得したのは、史上初の快挙となる。

 元ダブルス世界ランク9位のステファニーは膝のケガで2021年9月から約1年間の戦線離脱を余儀なくされて一時は700位以下まで落としたが、復帰後に大会前週のアデレード(WTA500/ハードコート)を含むツアー3勝を挙げて34位まで戻していた。

 今大会でのステファニー/マトスは1回戦でワイルドカードワイルドカード(主催者推薦枠)のハン・シンユン/ジャン・ジージェン(ともに中国)を6-2 6-0で、2回戦でベサニー・マテック サンズ(アメリカ)/マテ・パビッチ(クロアチア)を6-4 6-4で、準々決勝でワイルドカードのリゼット・カブレラ/ジョン パトリック・スミス(ともにオーストラリア)を6-3 6-4で、準決勝ではワイルドカードのオリビア・ガデツキ/マーク・ポールマンス(ともにオーストラリア)を4-6 6-4 [11-9]で破って決勝進出を決めていた。

 36歳のミルザは2月のドバイ(WTA1000/ハードコート)を最後に引退する意向を表明しており、これが最後のグランドスラム大会となる予定になっている。元ダブルス世界1位のミルザはマルチナ・ヒンギス(スイス)と組んだ女子ダブルスでの3勝(2015年ウインブルドン&全米、16年全豪)に加え、ミックスダブルスでも3勝(2009年全豪、12年全仏、14年全米)を挙げるなど輝かしいキャリアを送った。

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写真◎Getty Images

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