ジャン・シューアイが全試合ストレート勝利で大会4連覇を達成 [安藤証券オープン東京]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「安藤証券オープン 東京」(ITFワールドテニスツアーW100/東京都江東区・有明テニスの森公園コート/11月11~17日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の大会最終日に行われたシングルス決勝で、第1シードのジャン・シューアイ(中国)が第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 7-5で下し、全試合ストレート勝利で優勝を果たした。試合時間は1時間37分。
2015年に始まった第1回大会から今大会にすべて出場しているジャンは同大会でマッチ20連勝を飾り、開催されなかった昨年を挟んで4連覇を達成した。今年はサマンサ・ストーサー(オーストラリア)とのペアで臨んだオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)のダブルスでグランドスラム初制覇を果たしたが、シングルスでは2017年11月のホノルル(WTA125K/ハードコート)以来のタイトル獲得となった。
この結果でジャンは、パオリーニとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は昨年2度対戦しており、3月のアカプルコ(WTAインターナショナル/ハードコート)の1回戦は6-3 6-1で、5月のプラハ(WTAインターナショナル/クレーコート)の準々決勝では6-4 6-3で、いずれもジャンが勝っていた。
今大会でのジャンは、1回戦で波形純理(伊予銀行)を6-0 6-1で、2回戦でヨウ・シャオディ(中国)を6-4 6-2で、準々決勝で第5シードの日比野菜緒(ブラス)を6-3 6-3で、準決勝では第4シードのタチアナ・マリア(ドイツ)を6-0 6-3で下して決勝進出を決めていた。
女子シングルス決勝
○1ジャン・シューアイ(中国)[1] 6-3 7-5 ●17ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[6]
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※写真は女子シングルス優勝のジャン・シューアイ(中国/右)と準優勝のジャスミン・パオリーニ(イタリア/左)
写真提供◎株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ
撮影◎JET田中
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