ベルギーのデビスカップ代表監督にスティーブ・ダルシー、ビリー ジーン・キング・カップ代表監督にウィム・フィセッテが就任

写真はスティーブ・ダルシー(ベルギー/左)とウィム・フィセッテ(ベルギー)(Getty Images)


 男女の代表チームを率いていたヨハン・バン ヘルック(ベルギー)の辞任に伴いベルギーの新しい監督が発表され、デビスカップ代表がスティーブ・ダルシー(ベルギー)、ビリー ジーン・キング・カップ代表はウィム・フィセッテ(ベルギー)が就任した。

 2011年にデビスカップ代表監督に就任したバン ヘルック氏は19年からフェドカップ(現ビリー ジーン・キング・カップ)の監督も兼任し、15年と17年にデビスカップ代表を準優勝に導いた。

 バン ヘルック氏が代表チームを最後に指揮したのは2月のデビスカップ・ファイナルズ予選で、ベルギーは敵地ソウル(室内ハードコート)で韓国から先に2勝を挙げたあと3連敗して逆転負けを喫していた。バン ヘルック氏はこの結果にかかわらず、監督を退く意向を表明していた。

 38歳のダルシー氏は現役時代にデビスカップ代表としてシングルス23勝12敗&ダブルス1勝7敗の戦績を残しており、バン ヘルック氏とともに2度の準優勝を経験した。

 42歳のフィセッテ氏は2000年まで選手としてプレーしたあとコーチに転身し、キム・クライシュテルス(ベルギー)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、大坂なおみ(フリー)など多くの元世界ランク1位の女子選手たちを指導してきた。

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写真◎Getty Images

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