ケガから復帰のアルカラスが今季初戦でタイトルを獲得「決勝では心地よくプレーできた」 [アルゼンチン・オープン]

2023-02-20

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ケガから復帰のアルカラスが今季初戦でタイトルを獲得「決勝では心地よくプレーできた」 [アルゼンチン・オープン]

テニスマガジン編集部

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写真はケガからの復帰戦で今季初優勝を飾ったカルロス・アルカラス（スペイン）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦「アルゼンチン・オープン」（ATP250／アルゼンチン・ブエノスアイレス／2月13～19日／賞金総額71万1600ドル／クレーコート）の男子シングルス決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス（スペイン）が第2シードのキャメロン・ノリー（イギリス）を6-3 7-5で倒して今季初優勝を飾った。

　昨年11月にパリ・マスターズで負傷してから戦線離脱を余儀なくされていたアルカラスにとって、この大会は復帰後初の公式戦だった。彼がツアー大会でタイトルを獲得したのは、昨年9月のUSオープン以来でキャリア7度目となる。またスペイン人選手が同大会を制したのは2015年のラファエル・ナダル（スペイン）以来で、19歳のアルカラスは初の10代チャンピオンとなった。

　相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したアルカラスは第2セットも3-0とリードしたが、5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップでいくつかのミスを犯してブレークバックを許してしまった。しかし6-5からのレシーブゲームで2度のデュースを繰り返した末にドロップショットを決めてもう一度ブレークし、ストレートで試合を終わらせた。

「決勝では心地よくプレーできた。厳しい戦いになることはわかっていた。試合の出だしにやるべきことに集中し、高いレベルでスタート切ることができた。これが決勝でのプレーに必要なレベルなんだ」とアルカラスは試合後にコメントした。

　表彰式でアルカラスが「あなたは素晴らしい選手で非常にタフな対戦相手だけど、もっとも重要なことにツアー屈指のナイスガイだ。あなたのような選手と一緒にツアーを回り、戦えるのはありがたいよ」と対戦相手に敬意を表すると、「ケガから復帰するのは簡単なことじゃない。ふたたびツアーで君の顔を見ることができてよかったよ。僕たちは君がいなくて寂しかったんだ。コートの上ではそうでもないけどね」とノリーはジョークを交えてアルカラスの復帰を歓迎した。

　これに先立ち行われたダブルス決勝では、第3シードのシモーネ・ボレッリ／ファビオ・フォニーニ（ともにイタリア）がニコラス・バリエントス（コロンビア）／アリエル・ベアル（ウルグアイ）を6-2 6-4で下してコンビ6勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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