オジェ アリアシムがクレッシーのネットラッシュを交わし2回戦へ「今日の僕は必要な瞬間にシャープだった」 [ドバイ選手権]
ATPツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月27日~3月4日/賞金総額302万535ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第4シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がマキシム・クレッシー(アメリカ)を7-6(4) 3-6 6-3で振りきり大会デビュー戦を勝利で飾った。
サーブ&ボレーを仕掛けるクレッシーの猛攻に耐えたオジェ アリアシムはプレッシャーのかかる場面でパッシングショットを決めて勝利への道を切り開き、第3セット第4ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって3時間の死闘を制した。
昨年のウインブルドン1回戦でクレッシーに苦杯を喫していたオジェ アリアシムは、「彼のプレースタイルはあまり見ないもので、だからこそ彼は難しい相手なんだ。彼はかなりユニークだ。だからこそ彼は前回の対戦で僕を倒した。あのときの僕は準備ができておらず、今日のように落ち着きを保つことができていなかった。今日の僕は必要な瞬間にシャープだった。3セットにもつれてしまったけど、ようやく彼のサービスゲームをブレークできてよかったよ」と試合後にコメントした。
オジェ アリアシムは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦する。
この日プレーしたオジェ アリアシム以外のシード勢は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第5シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第8シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)が2回戦に駒を進めたが、第6シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)はボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)に5-7 2-6で敗れた。
そのほかの試合ではアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が6-1 1-0とリードした時点で予選勝者のアレクサンダル・ラザロフ(ブルガリア)が棄権したため勝ち上がり、ミカエル・イーメル(スウェーデン)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のフランチェスコ・パッサーロ(イタリア)を6-2 6-3で退け、予選勝者のクリストファー・オコネル(オーストラリア)はエミル・ルースブオリ(フィンランド)を7-5 6-4で倒してそれぞれ初戦を突破した。
写真◎Getty Images
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