ともにアメリカ勢対決を制したフリッツとポールが準決勝で激突 [ATPアカプルコ]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月27日~3月4日/賞金総額217万8980ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第6シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)との同胞対決を6-3 6-4で制してベスト4進出を決めた。

 ファーストサーブの確率が50%と決して高くなかったにもかかわらず試合を通して直面した4度のブレークポイントをすべてセーブしたフリッツは、両セットで一度ずつ相手サービスゲームを破って1時間35分で勝利を決めた。両者のツアー初対決だった2016年3月のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)はティアフォーが勝っていたが、そのあとはフリッツの6連勝となった。

 フリッツは次のラウンドで、同胞のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-2 6-2で破って勝ち上がった第7シードのトミー・ポール(アメリカ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ホルガ・ルーネ(デンマーク)とアレックス・デミノー(オーストラリア)の顔合わせとなった。第8シードのデミノーが予選から勝ち上がってきた日本のダニエル太郎(エイブル)を6-2 6-2で退け、第4シードのルーネは6-0 1-0とリードした時点でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が右脚のケガを理由に棄権したため勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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