ケニンがグランドスラム優勝経験者同士の地元アメリカ勢対決を制して2回戦へ [WTAインディアンウェルズ]

写真はソフィア・ケニン(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日8~19日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したソフィア・ケニン(アメリカ)がスローン・スティーブンス(アメリカ)とのグランドスラム優勝経験者同士の地元アメリカ勢対決を6-4 6-1で制し、WTA1000大会で2021年3月のマイアミ(ハードコート)以来となる勝ち星を挙げた。

 お互いにワンブレークずつし合って迎えた5-4から相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したケニンは第2セットも3-0とリードを広げ、5-1から2つのブレークポイントを凌いだ末にキープして1時間21分で試合を締めくくった。

 2020年オーストラリアン・オープン優勝者のケニンは次のラウンドで、第10シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日プレーしたスティーブンスとケニン以外の地元アメリカ勢は同士討ちを含めてベルナルダ・ペラ(アメリカ)、クレア・リュー(アメリカ)、マディソン・ブレングル(アメリカ)、ワイルドカードで出場したペイトン・スターンズ(アメリカ)とエマ・ナバーロ(アメリカ)が2回戦に駒を進めたが、ダニエル・コリンズ(アメリカ)はラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のダルマ・ガルフィ(ハンガリー)に4-6 4-6で敗れた。

 そのほかの試合ではカテリーナ・シニアコバ(チェコ)、予選勝者のバルバラ・グラチェワ(ロシア)、タチアナ・マリア(ドイツ)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)、ラッキールーザーのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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