ペグラとポタポワがともに4回戦を突破し約2週間ぶりの再戦へ [マイアミ・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月21日~4月2日/賞金総額880万ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第20シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-1 7-5で倒して8強入りを決めた。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したペグラは第2セットで2-5とリードを許したが、そこから最後の5ゲームを連取して1時間18分で勝利を決めた。

「すべてがうまく機能していたのに、第2セットに入ってから苦戦を強いられてしまった。少し強引に決めようとし過ぎてしまったかもしれないわね。でもそこでエネルギーを絞り出し、ストレートで試合を終えることができてよかったわ」とペグラは試合を振り返った。

 ペグラは次のラウンドで、第23シードのジェン・チンウェン(中国)を6-4 7-6(4)で破って勝ち上がった第27シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と対戦する。両者は約2週間前にインディアンウェルズの3回戦で対決したばかりで、そのときは苦しめられながらもペグラが3-6 6-4 7-5で勝っている。

「非常に厳しい戦いになるでしょうね。インディアンウェルズで彼女と対戦したばかりだけど激しい戦いだったし、彼女は非常に高いレベルでプレーしていた。彼女はここ数大会で本当にいいプレーをしているから、今は自信に満ちているはずよ。彼女は(コートが)少し速いここのコンディションが好きだと思う。お互いに前回の対戦で学んでいるから、いい試合になるはずだわ」とペグラは次戦を見据えた。

 それに対してポタポワは「私は勝利まであと一歩のところまで迫っていたけど、あの日は彼女のほうが上だった。あれから私はいくつかのことに取り組んできたんだけど、それがうまくいくよう願っているわ」と話し、雪辱を期した。

 そのほかの試合では第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第10シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第15シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、第18シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、第25シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 シード対決ではサバレンカが第16シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 6-2で下し、トレビザンは第24シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 6-3で退けた。

 準々決勝ではサバレンカがシルステアと、ルバキナがトレビザンと、クビトバはアレクサンドロワと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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