35歳の2児の母マリアが2連覇を達成、準優勝のスターンズはトップ100デビューが確定 [WTAボゴタ]

2023-04-10

海外ニュース

35歳の2児の母マリアが2連覇を達成、準優勝のスターンズはトップ100デビューが確定 [WTAボゴタ]

テニスマガジン編集部

著者をフォローする

記事を保存

写真は2022年オーストラリアン・オープンでのタチアナ・マリア（ドイツ）（Getty Images）

全ての画像を見る

　WTAツアー公式戦「コルサニタス・カップ」（WTA250／コロンビア・ボゴタ／4月3～9日／賞金総額25万9303ドル／クレーコート）の女子シングルス決勝で、第2シードのタチアナ・マリア（ドイツ）が21歳のペイトン・スターンズ（アメリカ）を6-3 2-6 6-4で倒してタイトル防衛に成功した。

　第1セットを落としたスターンズは第2セットも先にサービスダウンを喫して1-2とリードされてから5ゲームを連取してセットオールに追いついたが、第3セットはマリアが第5ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって2時間3分で勝利を決めた。

　35歳のマリアは同大会での連勝（予選含む）を「12」に伸ばし、ツアー決勝での戦績を3勝0敗とした。

　2021年8月に2度目の産休を経て復帰したマリアは昨年の同大会で予選から勝ち上がり、決勝で同じ予選勝者のラウラ・ピゴッシ（ブラジル）を6-3 4-6 6-2で倒して2018年6月のマヨルカ（WTAインターナショナル／グラスコート）以来となるツアー2勝目を挙げていた。決勝を世界ランク200位以下の選手同士で戦ったのは、女子ツアー史上初の出来事だった。

　今大会でのマリアは1回戦でカトリーナ・スコット（アメリカ）を6-1 6-4で、2回戦で予選勝者のカロリーナ・アウベス（ブラジル）を6-2 6-4で、準々決勝で予選勝者のヌリア・ブランカッチョ（イタリア）を6-3 6-2で、準決勝ではスペシャル・ランキング（ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置）での出場ながら勝ち上がってきた世界ランク817位のフランチェスカ・ジョーンズ（イギリス）を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

　敗れはしたがテキサス大学オースティン校でプレーしていた昨年5月にNCAA（全米大学体育協会）テニス選手権のシングルスでタイトルを獲得した実績を持つスターンズはWTAツアーでは3月のオースティン（WTA250／ハードコート）で8強入りしたのがこれまでの最高成績だったが、今週の活躍で大会後に更新される世界ランクでトップ100デビューすることが確定した。

次ページ　>　コルサニタス・カップで2連覇を達成した2児の母で35歳のマリア選手

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録（無料／メール登録）すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

部員の方（ログイン）はこちら

続きを読む　>

写真◎Getty Images

タグ：

Pick up

Ranking of articles

VIEW ALL

35歳の2児の母マリアが2連覇を達成、準優勝のスターンズはトップ100デビューが確定 [WTAボゴタ]

Pick up

Related

Pick up

Ranking of articles