ディフェンディング・チャンピオンのマリアと前年準優勝のピゴッシがともに8強入り [WTAボゴタ]
WTAツアー公式戦「コルサニタス・カップ」(WTA250/コロンビア・ボゴタ/4月3~9日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのタチアナ・マリア(ドイツ)が予選勝者のカロリーナ・アウベス(ブラジル)を6-2 6-4で下してベスト8に進出した。
相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したマリアは、第2セット2-0から2-2に追いつかれた直後にブレークしたリードを守りきって1時間42分で勝利を決めた。
2021年8月に2度目の産休を経て復帰したマリアは昨年の同大会で予選から勝ち上がり、決勝で同じ予選勝者のラウラ・ピゴッシ(ブラジル)を6-3 4-6 6-2で倒して2018年6月のマヨルカ(WTAインターナショナル/グラスコート)以来となるツアー2勝目を挙げていた。決勝を世界ランク200位以下の選手同士で戦ったのは、女子ツアー史上初の出来事だった。
35歳のマリアは次のラウンドで、ともに予選から勝ち上がってきたジンヤ・クラウス(オーストリア)とヌリア・ブランカッチョ(イタリア)の勝者と対戦する。
そのほかの試合では第4シードのカミラ・ラヒモワ(ロシア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ランク5位のユージェニー・ブシャール(カナダ)を6-0 6-7(7) 6-4で振りきり、第6シードのピゴッシが予選勝者のナタリア・ステバノビッチ(セルビア)に7-5 5-7 6-4で競り勝ち、フランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)はキャロル・ジャオ(カナダ)を6-2 6-1で退けそれぞれ8強入りを決めた。
ピゴッシとジョーンズは、準々決勝で顔を合わせる。
写真◎Getty Images
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