20歳のシェルトンが初戦に勝利、2回戦は前回勝ったルードとのリマッチ「サーフェスも違えば状況も違う」 [バルセロナ・オープン]

写真はベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/スペイン・カタルーニャ州バルセロナ/4月18~24日/賞金総額280万2580ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、20歳のベン・シェルトン(アメリカ)がマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)との同胞対決を7-5 6-4で制した。

 2週間前のエストリルでツアーレベルで初のクレーコート大会を経験したシェルトンはより経験豊富な世界ランク54位のマクドナルドに対して手にした6度のブレークポイントのうち5つをものにし、第2セットでは2-4から最後の4ゲームを連取して1時間39分で勝利を決めた。

「僕にとって間違いなくいスタートだったと思う。うまくできたこともあれば、もっとうまくできたはずのこともあった。ここ数日でその辺りのことを改善し、自分のテニスを磨いていきたいと思っている」とシェルトンは試合後にコメントした。

 シェルトンは次のラウンドで、第3シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。シェルトンはまだ世界ランク299位で無名選手だった昨年8月にシンシナティの2回戦でルードを倒し、世間をあっと言わせていた。

「サーフェスも違えば状況も違う。前回対戦したときに彼は僕のことなどまったく知らなかったっと思うけど、今はちゃんと知っている。僕がやろうとしていることにもしっかり準備ができているはずだし、対戦するのが本当に楽しみだよ」とシェルトンは次戦を見据えた。

 そのほかの試合ではエミル・ルースブオリ(フィンランド)、ベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)、ニコラス・ジャリー(チリ)、トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)、ヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)、予選勝者のパベル・コトフ(ロシア)とヨセフ・コバリク(スロバキア)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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