綿貫陽介がマスターズ2大会連続本戦入り、内田海智は予選決勝で敗退 [マドリッド・オープン]
ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(スペイン・マドリッド/4月26日~5月7日/賞金総額879万6536ユーロ/クレーコート)の予選決勝で、第13シードの綿貫陽介(フリー)が第10シードのパベル・コトフ(ロシア)に6-7(7) 6-3 7-6(3)で競り勝ち本戦入りを決めた。試合時間は3時間1分。
同大会に初めて出場した25歳の綿貫は、前日に行われた1回戦でフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を6-4 7-6(5)で破って勝ち上がっていた。綿貫がATPマスターズ1000大会で予選を突破したのは、3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)に続いてキャリア2度目となる。
本戦の組み合わせ決まり、綿貫は1回戦でコランタン・ムーテ(フランス)と対戦することになった。
同日には内田海智(富士薬品)も予選決勝を戦ったが、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したブノワ・ペール(フランス)に6-3 3-6 4-6で逆転負けを喫した。予選にはダニエル太郎(エイブル)も第7シードでエントリーしていたが、初戦でワイルドカードを得て参戦した20歳のダニエル・リンコン(スペイン)に1-6 7-5 2-6で敗れていた。
そのほかの日本勢は西岡良仁(ミキハウス)が第28シードで出場しており、初戦となる2回戦の相手はウー・イービン(中国)とアレックス・モルチャン(スロバキア)の勝者となっている。
マドリッド・オープンは通常なら年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの今季第4戦で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
予選結果|日本人選手
予選決勝
○40綿貫陽介(日本/フリー)[13] 6-7(7) 6-3 7-6(3) ●37パベル・コトフ(ロシア)[10]
●18内田海智(日本/富士薬品)6-3 3-6 4-6 ○19ブノワ・ペール(フランス)[WC]
予選1回戦
●25ダニエル太郎(日本/エイブル)[7] 1-6 7-5 2-6 ○26ダニエル・リンコン(スペイン)[WC]
○40綿貫陽介(日本/フリー)[13] 6-4 7-6(5) ●39フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)
○18内田海智(日本/富士薬品)6-4 7-6(1) ●17アレクサンドル・ムレール(フランス)[5]
上位出場選手シード順位|シングルス
カルロス・アルカラス(スペイン)[1]
ダニール・メドベージェフ(ロシア)[2]
キャスパー・ルード(ノルウェー)[3]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[4]
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5]
ホルガ・ルーネ(デンマーク)[6]
フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[7]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[8]
写真◎Getty Images
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