2019年ウインブルドン優勝ペアのシェイ・スーウェイ/ストリコバが復帰戦で逆転勝利 [マドリッド・オープン]

写真はシェイ・スーウェイ(右)/バーボラ・ストリコバ(台湾/チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額765万2174ドル/クレーコート)の女子ダブルス1回戦で、シェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)がチャン・ハオチン/チャン・ラティーシャ(ともに台湾)に1-6 6-2 [10-3]で逆転勝利をおさめた。

 ふたりがペアを組んで2021年2月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来となる試合で1ゲームしか取れずに第1セットを落としたシェイ/ストリコバは第2セットを取り返し、マッチタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間20分で試合を締めくくった。

 2021年5月に現役引退を表明したストリコバは出産を経て今大会で復帰し、シングルスは1回戦でエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)に3-6 6-7(5)で敗れていた。WTA(女子テニス協会)によると、彼女は今のところUSオープンを最後の大会とする予定にしている。

 一方のシェイは2021年シーズンを最後に無期限の休養期間を過ごしていたが、今大会で復帰して早速1勝をマークした。

 ストリコバは同じ1986年生まれのシェイとペアを組んで2019年にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でキャリア唯一となるグランドスラム大会のタイトルを獲得し、同種目で世界ナンバーワンの座にも就いた。ふたりは2019年のマドリッドとウインブルドンを含め、ツアーで9勝を挙げている。

 シェイ/ストリコバは2回戦で、第5シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がった加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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