ナダルが歴代最多10回の優勝を誇るローマも欠場「適応するには時間がかかる」

写真は2021年イタリア国際で10度目の優勝を飾ったラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 ケガからの回復が思うように進まずオーストラリアン・オープン2回戦敗退のあと戦線を離脱しているラファエル・ナダル(スペイン)が自身のSNSを更新し、クレーコートで開催される今季3つ目のATPマスターズ1000大会であるローマを欠場すると発表した。

 SNSにスペイン語でメッセージを投稿したナダルは「ローマでプレーできないことを発表するのは非常に残念です」と報告し、「ここ数日で改善の兆しが見られましたが、何ヵ月も高いレベルのトレーニングができておらず適応するためには時間がかかります」と状況を説明した。

「僕にできるのはこの状況を受け入れ、努力を続けることだけです」

 同大会で歴代最多となる10回(2005~07年、09~10年、12~13年、18~19年、21年)の優勝を誇るナダルは、過去18回出場して69勝8敗の戦績を残している。ナダルにとって最大の目標となるフレンチ・オープン開幕は、5月28日に迫っている。

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写真◎Getty Images

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