アザレンカ/アダッド マイアが初めてペアを組んだ大会でビッグタイトルを獲得 [マドリッド・オープン]
WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額765万2174ドル/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきたビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)が第1シードのココ・ガウフ/ジェシカ・ペグラ(ともにアメリカ)を6-1 6-4で下して優勝を飾った。
アザレンカとアダッド マイアは、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。WTAツアーの同種目では33歳のアザレンカが10勝目、26歳のアダッド マイアは5勝目となる。アザレンカはマリア・キリレンコ(ロシア)とのコンビで2011年の同大会を制しており、WTA1000レベルではアシュリー・バーティ(オーストラリア)と組んで臨んだ2019年ローマ以来となる5度目の栄冠に輝いた。
アダッド マイアはラウラ・シグムンド(ドイツ)とのペアで出場した3月のインディアンウェルズを含め過去2度WTA1000大会で決勝に進出しながら敗れており、3度目のチャンスでキャリア最大のタイトルを獲得した。
今大会でのアザレンカ/アダッド マイアは1回戦で第3シードのデザレー・クラブチェク(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)を6-2 3-6 [10-7]で倒し、2回戦はアンナ・カリンスカヤ(ロシア)/キャサリン・マクナリー(アメリカ)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)のパウラ・バドーサ(スペイン)/ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)を7-6(0) 7-5で、準決勝ではレイラ・フェルナンデス(カナダ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-4 0-6 [10-6]で破って決勝進出を決めていた。
ドーハとマイアミに続く今季3勝目を目指していたガウフ/ペグラは出だしから圧倒され、第2セットでは4-2とリードしながら最後の4ゲームを連取されてストレート負けを喫した。
女子ダブルスで優勝を飾ったビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ/左)とベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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