アルカラスがローレウス世界スポーツ賞でブレークスルー賞の栄誉に輝く
世界のスポーツにおいて各分野で活躍した個人および団体を選出して称える「ローレウス世界スポーツ賞」の受賞者が発表され、ブレークスルー賞(最優秀成長選手賞)にテニス選手のカルロス・アルカラス(スペイン)が選出された。授賞式は月曜日の夜にパリで盛大に開催され、前日にマドリッドで決勝を戦ったアルカラスも出席した。
男子テニス選手が同賞に選ばれたのは2001年のマラト・サフィン(ロシア)、06年のラファエル・ナダル(スペイン)、13年のアンディ・マレー(イギリス)に続く4人目で、昨年はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が受賞していたため2年連続でテニス選手が栄誉に輝いた。
アルカラスは自身のツイッターを更新し、「パリでのとても特別な夜! ローレウスのブレークスルー賞をありがとう。アカデミーとこれを可能にしてくれたすべての人々に感謝します」とコメントした。
2022年のアルカラスはマイアミとマドリッドでATPマスターズ1000大会のタイトルを獲得し、USオープンでグランドスラム初制覇を果たすとともに最年少でATPランキング1位の座に就くという画期的なシーズンを送った。
今年の同賞にはアルカラスのほか、ウインブルドンで優勝した女子テニスのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、プロゴルファーのスコッティ・シェフラー(アメリカ)、ワールドカップ2022年カタール大会で4強入りした男子サッカーのモロッコ代表チーム、フィギュアスケート選手のネイサン・チェン(アメリカ)、陸上競技選手のトビ・アムサン(ナイジェリア)がノミネートされていた。
テニス選手ではナダルが年間最優秀男子選手部門、イガ・シフィオンテク(ポーランド)は年間最優秀女子選手部門の候補になっていたが、受賞はならなかった。
写真◎Getty Images
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