オスタペンコが3度目のチャンスをものにし初の4強入り「重要な瞬間にいいプレーができた」 [イタリア国際]

写真はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月9~20日/賞金総額357万2618ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がパウラ・バドーサ(スペイン)を6-2 4-6 6-3で倒して初のベスト4進出を決めた。

 ウィナーを量産して第1セットを先取したオスタペンコは第2セットを取り返されたが、強打を武器にほとんどの時間帯で主導権を握り続けて1時間47分で勝利をもぎ取った。オスタペンコは2018年と21年にも同大会で準々決勝に進出したが、いずれもフルセットで惜敗していた。

「ここは私が大好きな大会のひとつなの。ここでプレーするのは本当に楽しい。今まで準々決勝より先に勝ち進んだことがなかったけど、ついに準決勝にたどり着いたわ」とオスタペンコは試合後のオンコートインタビューで語った。

「パウラは素晴らしい選手で凄いファイターだから、厳しい戦いになることは覚悟していたわ。もっとも重要なのは、すべてのポイントでファイトすることだった。試合は握手するまで終わらないから、例えいくつかのポイントやゲームでうまくいかなくても何とか対処するしかない。今日は重要な瞬間にいいプレーができたと思う」

 オスタペンコは次のラウンドで、第7シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。ルバキナは第1セットを落としたが、劣勢を覆して最終セットに持ち込み2-6 7-6(3) 2-2となった時点で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が棄権したため勝利が決まった。

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写真◎Getty Images

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