シフィオンテクがまたも圧勝、ガウフとサカーリは4回戦に進めず [イタリア国際]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月9~20日/賞金総額357万2618ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、大会3連覇を目指す第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-2 6-0で下して快調に16強入りを決めた。

 オープニングゲームをブレークしたツレンコは2-0とリードしたが、そこからエンジンをかけたシフィオンテクが続く12ゲームを連取して1時間16分で圧勝した。ダブルベーグル(6-0 6-0)で初戦を勝ち上がっていたシフィオンテクが6-0でセットを取ったのは、まだシーズン前半にもかかわらずこれが今季10度目となる。

「かなり錆びついたスタートだったけど直ぐにブレークバックすることができたし、安定したプレーができてよかったわ」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 同大会での連勝を「13」に伸ばしたシフィオンテクは次のラウンドで、第16シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を2-6 7-6(5) 6-2で破って勝ち上がった第21シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)と対戦する。

 この日プレーしたシフィオンテク以外のトップ10プレーヤーは第7シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と第8シードのダリア・カサキナ(ロシア)が4回戦に駒を進めたが、第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)と第9シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)は敗れた。

 前日から持ち越しとなっていたボトムハーフ(ドローの下半分)の試合で第27シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)がガウフに4-6 6-2 6-2で逆転勝利をおさめ、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)はサカーリを7-5 6-3で退けた。

 そのほかの試合では第14シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が棄権したため不戦勝でボトムハーフの3回戦を突破した第19シードのマディソン・キーズ(アメリカ)のほか、第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、パウラ・バドーサ(スペイン)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 オスタペンコが第10シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)とのシード対決を7-6(2) 6-0で制し、バドーサは第32シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-4 6-2で倒してシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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