元世界3位スビトリーナが産休から復帰後のツアー初勝利をマーク [ストラスブール国際]

写真はW100オエイラス・オープンでのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA250/フランス・ストラスブール/5月21~27日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で元世界ランク3位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がルイーザ・チリコ(アメリカ)を6-4 7-6(1)で倒し、産休から復帰後のツアー初勝利を挙げた。

 同じテニス選手のガエル・モンフィス(フランス)と結婚して昨年10月に出産した28歳のスビトリーナは4月に復帰してから2戦目のキアッソ(W60/クレーコート)で1勝を挙げたほか3週間前のサン マロ(WTA125K/クレーコート)で4強入りしたが、WTAツアーでは3大会連続で初戦敗退を喫していた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したスビトリーナは第2セット5-3から3ゲームを連取されて相手のサービスゲームを迎えたが、そこでブレークバックに成功するともつれ込んだタイブレークでは1ポイントしか落とさず1時間53分で試合を締めくくった。

 今大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したスビトリーナは次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリン・ロウトリフ(ニュージーランド)と予選を勝ち上がってきたシェイ・スーウェイ(台湾)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのジル・タイヒマン(スイス)、アンナ・ブリンコワ(ロシア)、カイア・カネピ(エストニア)、セレーナ・ヤニチェビッチ(フランス)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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