ウー・イービンがマッチポイントを凌いだ末に初戦を突破 [ジュネーブ・オープン]

写真はBNLイタリア国際でのウー・イービン(中国)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月21~27日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ウー・イービン(中国)がマッチポイントを握られながらもマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)に6-4 4-6 7-6(6)で競り勝った。

 合計7本のダブルフォールトを犯しはしたが、ウーは重要な瞬間に相手を上回るプレーをした。ヒュスラーは第3セットのタイブレークで6-5としてマッチポイントを手にしたが、アグレッシブなプレーで危機を回避したウーが最後は長いラリーを制して2時間12分のバトルを締めくくった。

「彼は本当に厳しい相手だ。対戦したのは初めてだったけど、地元スイスの選手だから当然ながら彼を応援するファンが多かった。特に第2セット序盤の数ゲームで苦労したけど、アップダウンを乗り越えて勝つことができてうれしい。10回くらい連続でダブルフォールトを犯したけど、あんなことはあってはならない。次はもっとよくなるよう努力するよ」とウーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ジュネーブでプレーするのもスイスの大会に出場したのも初めてだけど、美しい国だね。何日かここで練習して、少し街を訪れてみたんだ。スイスには素晴らしい時計とチョコレートがあるね!」

 ウーは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたマルコ・チェッキナート(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)、第8シードのアドリアン・マナリノ(フランス)、ニコラス・ジャリー(チリ)、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、マルコス・ギロン(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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