2021年フレンチ・オープン準優勝者パブリウチェンコワが第1シード撃破で8強入り、復帰後のツアーレベルで初の連勝をマーク [ストラスブール国際]

写真は2021年フレンチ・オープンでのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA250/フランス・ストラスブール/5月21~27日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した2018年大会チャンピオンのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が第1シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-3 6-2で退けベスト8進出を決めた。

 オープニングゲームをブレークしたパブリウチェンコワは第4ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、2-3から4ゲームを連取して第1セットを先取すると第2セットでは相手のサービスゲームを2度破って1時間30分で勝利を決めた。膝のケガで昨年5月から長期離脱を余儀なくされていた2021年フレンチ・オープン準優勝者のパブリウチェンコワは、1月に復帰してから初めてツアーレベルで連勝をマークした。

 パブリウチェンコワは次のラウンドで、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を6-4 3-6 6-1で破って勝ち上がった第7シードのローレン・デービス(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのバルバラ・グラチェワ(ロシア)がセレーナ・ヤニチェビッチ(フランス)を6-2 6-1で退け、ワイルドカードで出場した元世界ランク3位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に対する準々決勝に駒を進めた。スビトリーナは対戦予定だったラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のエリン・ロウトリフ(ニュージーランド)が腹筋のケガを理由に棄権したため、不戦勝で勝ち上がっていた。

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写真◎Getty Images

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