ハチャノフとフルカチュが5セットの死闘を乗り越え初戦負けを回避 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第11シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と第13シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)がそれぞれ5セットの死闘を乗り越えて初戦負けを回避した。
ハチャノフが2セットダウンから巻き返してコンスタン・レスティエンヌ(フランス)を3-6 1-6 6-2 6-1 6-3で倒し、フルカチュはダビド・ゴファン(ベルギー)との元トップ10対決を6-3 5-7 6-4 2-6 6-4で制した。
尻上がりに調子を上げたハチャノフは最終的に57本のウィナーを叩き込み、ホームの大声援を受けたレスティエンヌに3時間41分で逆転勝利をおさめた。
1月のオーストラリアン・オープンで2回戦から3試合連続でフルセットマッチ(2勝1敗)を戦って長丁場での経験を積んだフルカチュは最終セットで相手の3倍に当たる12本のウィナーを決め、お互いに6度ずつブレークし合った接戦を3時間37分で締めくくった。両者は昨年の大会でも3回戦で顔を合わせ、フルカチュが7-5 6-2 6-1で勝っていた。
2回戦ではハチャノフが予選勝者のラドゥ・アルボット(モルドバ)と、フルカチュはタロン・グリークスプア(オランダ)と対戦する。グリークスプアが予選勝者のペドロ・マルチネス(スペイン)を6-4 2-6 0-6 7-5 6-3で退け、アルボットはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したパトリック・キプソン(アメリカ)を3-6 1-6 6-2 6-1 6-3で振りきった。
写真◎Getty Images
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