38歳ワウリンカが30回目の5セット勝利で3年ぶりの初戦突破 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で2015年大会チャンピオンのスタン・ワウリンカ(スイス)がアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を7-6(5) 6-4 6-7(2) 1-6 6-4で振りきり、グランドスラム大会で2021年オーストラリアン・オープン以来となる勝ち星を挙げた。
最初の2セットを連取したワウリンカは第3セットも4-2とリードして勝利に近づいていたが、そこから反撃を開始したラモス ビノラスがタイブレークに持ち込んで1セットを奪うと第4セットでは完全に主導権を握って最終セットに持ち込んだ。しかし最後に気迫あふれるプレーを見せた38歳のワウリンカがふたたび流れを掴み、4時間35分でキャリア30回目となる5セットでの勝利(30勝25敗)をもぎ取った。
ラモス ビノラスの返球がライン割って勝利が決まると、ワウリンカはこめかみを左手で指差して不屈のメンタルを誇示した。ワウリンカは試合を通して76本のウィナーを叩き込み、ラモス ビノラスとの対戦成績を8勝0敗とした。
現役選手でワウリンカよりも多くの5セットマッチに勝っているのは、37勝10敗のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と34勝20敗のマリン・チリッチ(クロアチア)のみとなっている。
ロラン・ギャロスで3年ぶりに初戦を突破したワウリンカは次のラウンドで、タナシ・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したコキナキスは前日に初戦を戦い、第20シードのダニエル・エバンズ(イギリス)を6-4 6-4 6-4で倒す番狂わせを演じていた。
写真◎Getty Images
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