シフィオンテクの4回戦はツレンコの途中棄権により31分で終了 [フレンチ・オープン]

写真は試合後に言葉を交わすイガ・シフィオンテク(ポーランド/左)とレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス4回戦でレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が第1セット途中で棄権したため、イガ・シフィオンテク(ポーランド)のベスト8進出が決まった。

 ツレンコは時折具合が悪そうな様子を見せながらも第5ゲームをブレークしてようやく1ゲームを取ったあとドクターを呼び、チェックを受けたあとプレーを続けたが第1セット1-5とリードされた時点で試合続行を断念した。試合時間は31分。

 ロラン・ギャロスに5年連続出場となる22歳のシフィオンテクは、2020年と22年にタイトルを獲得。昨年は決勝でココ・ガウフ(アメリカ)を6-1 6-3で退け、2年ぶりに女王の座に返り咲いた。

 昨年4月に世界ランク1位となったシフィオンテクは同年に全仏とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含む8勝を挙げ、WTA最優秀選手賞とITF世界チャンピオンに選ばれるなど圧倒的なシーズンを過ごした。

 この結果でシフィオンテクは、ツレンコとの対戦成績を3勝0敗とした。両者は昨年の全仏1回戦と先月のローマ(WTA1000/クレーコート)3回戦で顔を合わせ、いずれもシフィオンテクが6-2 6-0で勝っていた。

 ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのシフィオンテクは1回戦でクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-4 6-0で、2回戦でクレア・リュー(アメリカ)を6-4 6-0で、3回戦ではワン・シンユー(中国)を6-0 6-0で破って16強入りを決めていた。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第6シードのガウフと対戦する。ガウフは4回戦で、アンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)を7-5 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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