前年覇者シフィオンテクと準優勝者ガウフがともにストレート勝利で2回戦を突破 [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がクレア・リュー(アメリカ)を6-4 6-0で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間29分。

 ロラン・ギャロスに5年連続出場となるシフィオンテクは、2020年と22年にタイトルを獲得。昨年は決勝でココ・ガウフ(アメリカ)を6-1 6-3で退け、2年ぶりに女王の座に返り咲いた。シフィオンテクは前日が誕生日だったため、22歳として最初の試合を勝利で飾った。

 昨年4月に世界ランク1位の座に就いたシフィオンテクは同年に全仏とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含む8勝を挙げ、WTA最優秀選手賞とITF世界チャンピオンに選ばれるなど圧倒的なシーズンを過ごした。

 ディフェンディング・チャンピオンのシフィオンテクは次のラウンドで、レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を7-6(5) 6-2で破って勝ち上がったワン・シンユー(中国)と対戦する。

 そのほかの試合では前年の準優勝者で第6シードのガウフ、第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第23シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)、予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)が3回戦に駒を進めた。

 第22シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)はペラに6-3 4-6 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-4 6-0 ●4クレア・リュー(アメリカ)

○10ビアンカ・アンドレスク(カナダ)6-1 6-4 ●12エマ・ナバロ(アメリカ)[WC]

○15レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)6-3 1-0 Ret. ●14ローレン・デービス(アメリカ)

○32ココ・ガウフ(アメリカ)[6] 6-2 6-3 ●30ユリア・グラベール(オーストリア)

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○41エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[23] 6-2 6-0 ●44アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)

○54ベルナルダ・ペラ(アメリカ)3-6 6-4 6-3 ●56ドナ・ベキッチ(クロアチア)[22]

○59オルガ・ダニロビッチ(セルビア)[Q] 6-2 7-5 ●58ジャスミン・パオリーニ(イタリア)

○64オンス・ジャバー(チュニジア)[7] 6-2 6-3 ●62オセアン・ドダン(フランス)

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写真◎Getty Images

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