錦織が約1年8ヵ月ぶりの復帰戦でストレート勝利 [パルマス デル マール・チャレンジャー]

写真は2021年ナショナルバンク・オープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー下部大会「カリビアン・オープン」(チャレンジャー75/プエルトリコ・パルマス デル マール/6月12~18日/賞金総額8万ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がクリスチャン・ランモ(アメリカ)を6-2 6-4で下し、約1年8ヵ月ぶりの復帰戦を勝利で飾った。試合時間は1時間43分。

 2回戦敗退に終わった2021年10月のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)を最後に公式戦から遠ざかっていた錦織は昨年1月に股関節の手術を受けて復帰を目指したが、同年秋に足首を捻挫して先延ばしになっていた。離脱期間が1年半以上となったためランキングを失っている錦織は、ゼロからの再スタートとなる。

 両者は今回が初対戦。27歳で現在の世界ランク333位がキャリアハイとなるラングモはITFツアーで4勝を挙げているがツアーレベルの経験はなく、4月のモレロス(チャンレジャー75/ハードコート)で4強入りしたのが最高成績となっている。

 錦織は次のラウンドで、第7シードのミッチェル・クルーガー(アメリカ)と対戦する。クルーガーは1回戦で、ぺーター・ゴヨブチック(ドイツ)を4-6 6-4 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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