ティアフォーがグラスコートのツアー大会で初のベスト4進出 [ATPシュツットガルト]

写真はフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月12~18日/賞金総額79万5730ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で第3シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)が第6シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に6-7(6) 7-6(4) 6-2で競り勝ち、ツアーレベルのグラスコート大会で初となるベスト4進出を決めた。

 非常に見応えがあったこの試合でティアフォーは第1セットで3つのセットポイントをものにし損ねたが、挫けることなく戦い続けて第2セットをタイブレークの末に獲り返すと勢いに乗って勝利に向けて突き進んだ。甘いショットを迷わず攻撃して45本のウィナーを叩き込んだティアフォーは、ムゼッティとの対戦成績(チャレンジャー大会を含む)を3勝3敗とした。

「言うまでもなく、彼は非常に優秀なプレーヤーだ。グラスコートで対戦したのは初めてだったけど、僕たちはいつも厳しい戦いを繰り広げてきた。もう少し楽に勝たせてくれてもいいと思うんだけど、何とか勝つことができてよかったよ」とティアフォーは試合後にコメントした。

 ティアフォーは次のラウンドで、第2シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を6-4 7-5で倒す番狂わせを演じて勝ち上がった予選勝者のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ホベルト・フルカチュ(ポーランド)とヤン レナード・ストルフ(ドイツ)の顔合わせとなった。第4シードのフルカチュがクリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-4 6-4で下し、地元ドイツのストルフは36歳のリシャール・​ガスケ(フランス)を6-4 7-5で退けた。

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写真◎Getty Images

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