綿貫陽介はブレーク許さずも2回戦でフルカチュに惜敗 [ATPシュツットガルト]

写真は2021年マヨルカ選手権での綿貫陽介(フリー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月12~18日/賞金総額79万5730ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、綿貫陽介(フリー)は第4シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-4 6-7(5) 6-7(5)で惜敗した。

 綿貫は試合を通して一度もブレークを許さなかったが、2つのタイブレークを相手にものにされた。第3セットのタイブレークでは2-5から5-5に追いつく粘りを見せたが、フルカチュがサービスエースを決めてマッチポイントを握ると綿貫がダブルフォールトを犯して2時間23分の熱戦に終止符が打たれた。

 同大会に初めて出場した25歳の綿貫は、予選2試合を勝ち抜き今季5度目のツアー本戦入り。綿貫は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した41歳のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を7-6(5) 6-3で倒し、ツアーレベルのグラスコートで初勝利を挙げていた。

 両者は今回が初対戦。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、フルカチュはこの試合が初戦だった。

 フルカチュは次のラウンドで、クリストファー・オコネル(オーストラリア)と対戦する。オコネルは2回戦で、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-6(5) 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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