前年覇者ベレッティーニが初戦敗退、過去9戦全勝だった大会で初黒星 [ATPシュツットガルト]

写真は2022年ボス・オープンでのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月12~18日/賞金総額79万5730ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、前年にタイトルを獲得した第7シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が同胞のロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に1-6 2-6で敗れた。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したソネゴは第2セットも4-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間11分で勝利を決めた。ふたりは昨年の大会でも準々決勝で対決し、ベレッティーニが3-6 6-3 6-4で勝っていた。

 試合の大部分でフィジカル的に苦しんでいる様子を見せていたベレッティーニは初出場だった2019年と昨年の大会で優勝していたが、同大会での無敗記録は「9」でストップした。

「彼はツアーでもっとも親しい友人だからあまり喜べないよ。あのような彼を見るのは辛い。次の大会ではいいプレーができるように願っている」とソネゴは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日は最高のテニスができた。これは僕にとって今季最初のグラスコート大会で最初の試合だったけど、とてもいいプレーができたから本当に満足している」

 ソネゴは次のラウンドで、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)とクリストファー・オコネル(オーストラリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、イリ・ラフェチュカ(チェコ)、リシャール・​ガスケ(フランス)、予選勝者の綿貫陽介(フリー)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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