クレイチコバは自国の後輩フルビルトバを退け4強入り [WTAバーミンガム]

写真はバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー・クラシック」(WTA250/イギリス・ウェストミッドランズ州バーミンガム/6月19~25日/賞金総額25万9303ドル/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が18歳のリンダ・フルビルトバ(チェコ)との同胞対決を6-3 6-2で制してベスト4に進出した。

 自分のサービスゲームで8ポイントしか落とさなかったクレイチコバは第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取すると、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間12分で快勝した。

「素晴らしい気分よ。3試合プレーできるのはいいことね。同じチェコの選手と対戦するのは常に難しいけど、今日は本当にうまく対処できた。準決勝を楽しみにしているわ」とクレイチコバは試合後にコメントした。

「グラスコートではどの試合でもアグレッシブにプレーしなければならない。攻撃的にウィナーを狙っていいサービスといいリターンで最初から主導権を握ることがカギだと思うけど、今日はそれがうまくできたと思う」

 クレイチコバは次のラウンドで、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のレベッカ・マリノ(カナダ)を4-6 6-3 6-2で破って勝ち上がったジュ・リン(中国)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ともに1セットダウンを克服して勝ち上がったエレナ・オスタペンコ(ラトビア)とアナスタシア・ポタポワ(ロシア)の顔合わせとなった。第2シードのオスタペンコが予選勝者のマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を4-6 7-5 6-2で倒し、第4シードのポタポワはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したハリエット・ダート(イギリス)を4-6 6-3 6-4で退けた。

 第1セットを落としたオスタペンコは第2セット0-3となった時点でメディカルタイムアウトを取って左脚にテーピングを施してプレーを続け、0-4から反撃を開始してセットオールに追いつくと第3セット2-2から最後の4ゲームを連取して逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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